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またご無沙汰になりました。

今日のトピックは二つ。

 1つは本日、前期の成績表が交付されました。二度あることは三度あると申しまして、相変わらず必修科目の単位を落としたのではないかと夏休みの間ビクビクする毎日。結果は最も懸念された公法(憲法)がCで、それ以外も良くも悪くもないという成績。一応は一発留年の危機は脱して楽になったものの、評点は順調に(?)0.1ほど低下。後期は選択科目しか受けないとはいえ、司法試験の前にせめて全体の評点は下落傾向に歯止めを掛けたいと思います。

 2つめは昨日の夜に入ってきたニュースについて。
司法修習生:給費制度継続の方針 民主党部門会議、日弁連要請で「再修正」(毎日新聞)
 
 自分も含め、直接影響を受ける当事者の立場にあるわけですが、少し前まではこの問題についてははなからあきらめていました。去年あたりから給費制の維持を求める運動が盛んになっていたのは感じていましたが、それならどうしてもっと早く動いてくれなかったのか、どうせ自分達が修習をしている頃には間に合わないだろう、というのが正直な気持ちだった気がします。
 
 それが少し変わったのがエクスターンシップ期間中。ちょうど研修が終わった後に大阪弁護士会館で集会があるというので、軽い気持ちで参加してからでした。なんというか、自分達はもう関係ないともいえる弁護士の先輩方が熱心に活動してくれているのに、当事者である自分がどうでもいいと思っているのは申し訳ないと思ったのと、個人的な利害を離れても、給費制がなくなることはわが国の司法制度全体にとってもマイナスだと集会に参加して感じたからでした。
 
 集会に誘ってくれた事務所の先生はこの件について「案外国会議員の反応は悪くないんだよ」と話していましたが、このニュースを見て思わずそれを思い出しました。現在の政治情勢では民主党のなかで決まっただけではまだ安心できないのがつらいところですが、来年受験を控える自分達はもちろん、先日合格を勝ち取った先輩方(この中には高校のクラスメイトも一人含まれております)が心置きなく修習に向かえるように、与野党の合意と立法が速やかに実現するように祈りたいものです。
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いつものように民法の予習をしようと思い、道垣内担保物権(旧版)を開く。ふと、脚注に目が行く。
どこかで見た記憶があるような名字を見つける。
まさかと思ってググってみる。
やっぱり。夏休みにエクスターンでお世話になる事務所の所長さんである。経歴を見て日弁連の会長まで務めておられることに驚く。
ちなみに、エクスターン中の直接の担当弁護士の方も同じ名字である…



知らず知らずのうちにものすごい環境の事務所を研修先として選んでしまったのではないかと不安になる。あの事務所(縁あって、既に一度訪問した経験がある)で過ごす時間が無駄にならないように(もっと露骨に言えば、迷惑をかけたり失望されたりしないように)あらためて自分を磨いておく必要があるとつくづく実感。

さらに、それ以前にやるべきこととして、エクスターンの日程調整のために明日以降、事務所に電話をしないといけない。それくらいのことと自分でも思うが、予想していないところで名前を見つけてしまったせいでなんだか緊張してきた…
 今日は帰りの特急の車内で執行・保全法をぼんやり読み始めたくらいで、ロー生的なトピックも特にないので、お隣の学問領域である政治で雑談でも。

 今回の帰省中に主に読み返していたのは、司馬遼太郎の『竜馬がいく』の後半でした(大河ドラマとは特に関係なく、なんとなく読みたくなっただけです)。そんなさなかに、↓のようなニュースが入ってきました。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20100315/20100315-00000592-fnn-pol.html

 基本書はだめでも、好きな歴史小説なら3時間で1冊くらいは読了できるような人間にとっては(そして、たまたま竜馬の世界に入り込んでいたタイミングでは)この人の今回の行動自体にはたいして興味がないのですが、その説明がムショーに頭にきました。

 それがなぜかというと、↓にある閣僚の発言では地元選挙区のお大臣である前原国交相のそれと比較的近い。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100316-00000072-jij-pol

 ようするに、あの人の、あの程度の行動が、坂本竜馬の、薩長同盟への関与になぞらえようとする発想が、おこがましいにもほどがあると思うのです。

 そもそも、「自分は坂本竜馬になりたい」などと自分の理想像を他の誰かに求めている時点で、それは自分の坂本竜馬像とは根本的に異なるし、もっと俗物的にいえば、それを大仰に世間に向かって言うなら、まず、国会議員を辞めて(≒脱藩して)、一私人になってからにしろと(笑)本当なら、時の政府から命を狙われるくらいじゃないと有資格者にはなれない気もするのですが、まあ、それは現代の日本では非現実的ですよね。

 他にも、あれだけ恵まれた(恵まれすぎた)背景を持ちながら郷士階級出身の「坂本竜馬」を持ち出すことに違和感を感じないのかという疑問や、同じ党の中にいる人間をくっつける程度でどうして薩長同盟になるのかという不満もありますが(個人的には、薩長同盟というと、その意味や効果は別として、現在でいえば自民党と共産党をくっつけるくらいの難題というイメージ)、それはともかく、特に大学生になった頃から、政治というものがずいぶん軽く見えるようになってきてしまいました。普段、歴史小説なんかに親しんでいて、為政者にとって何を「したか」ではなく、「したかのように見せるか、アピールするか」という能力もある程度は必要だと思ってます。ただ、あの人を含めて最近の政治家は、世間一般の人を(表現は悪いですが)騙せる能力すらないようです。だって、あれだけ自信満々に会見しておきながら、「オレは黒子になる」「接着剤になる」って、どう見ても自分が主導権を握りたい、目立ちたいだけのスタンドプレーとしか受け取れへんやん、と思うのは自分だけでしょうか?

 だから、最近の政治は友人との間でもネタにしかならないのです。まだ社会にもでていない非常識な大学院生にすら馬鹿にされる我が国の立法・行政の最高機関って一体何なんでしょう。もちろん、尊敬に値する政治家がいてほしいという気持ちはありますが、そんな人物が見つかるまで(まあ正確には、見つかったとしても、ですが)せいぜい司法の世界で頑張りたいものです。

 雑談のつもりが、くだらない私見のオンパレードになってしまいました。ちなみに、自分も選挙には基本的に行きますし、政治専攻の学生や公務員の友達(国・地方)もいるので、日本の政治過程そのものを否定するつもりは全くありませんのであしからず。

 さて、明日は、まさに「司法」に関係する用事で大阪に行く予定なので、そろそろ休まないと。
・・・って結構むずかしいかもしれない。

 うちのローにも書庫を兼ねたロー生専用の学習室があるのだが、外からは学生証を通さないと入れない仕組みになっている。当然関係者以外の立ち入りを防ぐためなのだが、関係者としては出入りするたびに学生証を取り出すのは面倒。それに、今から入室しようとしているのが自分と同じロー生かどうかは毎日顔をあわしていれば嫌でも分かるもの。

 というわけで、学習室から出る時に入室しようとしている学生がいれば、わざわざ学生証を取り出さなくてもいいように、ドアを閉めずに待っていてあげたりする。これは自分に限らずやっている人はそれなりにいる。

 ここで、入ろうとする人がドアの直前まで来ていれば何も問題はない。逆に、自分が出たときに、それなりに遠くにいれば、お互いあきらめがつくのでこれまた問題はない。難しいのはその中間で、自分がドアを押えて待っていると、相手が申し訳なさそうに軽く小走りでやってくるような距離。人によってはあっさりと閉めるかもしれないと思いつつ、自分は思いやりのつもりで大抵は待っていてあげていたのだが、今日なぜかそれが正しいのか疑問に思った。

 相手を小走りさせるまで待っているのは、その人にとってかえって迷惑ではないのか?と。彼(女)はそれより学生証を取り出すほうが楽なのではないか?と。

 自分も反対の立場にまわったことがあるが、ありがたいと思ったことはあれ、迷惑だと思ったことはなかった。一方、自分より先に入室しようとしている人が微妙に自分より遠くにいると、待っててもらうのが申し訳なくて、携帯を確認するためにふと立ち止まるフリをしたりすることもある。


・・・結局、どっちでもいいという結論になりそうな気がするのだが、自分は(世間一般の意味での)善意でやっている行動が本当に正しいのかどうかなんて簡単に分からないということだけは分かった気がした。世の中って難しい。
 今日は丸1日予習と復習に追われてたいしたネタもないから、身の回りの小道具の話でも。

 トップバッターはやはり六法から。

 自分は今現在大中小3種類4冊の六法をアクティブな状態で使っているが、それを淡々と紹介してみよう。(特に目的もなく…)

①次男のデイリー六法とその幼馴染ポケット六法(いずれも2009年度版)
デイリー六法〈2009(平成21年版)〉デイリー六法〈2009(平成21年版)〉
(2008/10)
鎌田 薫

商品詳細を見る

ポケット六法 平成21年版ポケット六法 平成21年版
(2008/10/02)
菅野 和夫

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 学部時代からのお付き合いのデイリーは只今ローで活動中。②の長男は重いし二分冊だしというので、それを持ち出すまでもないというときに主に活躍中。数ある学習用六法の中からこれを選んでいるのは、うちの大学の先生方が比較的多く編集委員になっているというただそれだけ(しかも今やその理由はセレクト六法によりよく妥当する気もする)。
 ポケット六法は自宅で必要になったときに利用。同じ年度の六法が2つもあるのは、持ち主が勤勉だからではなく、去年の神戸大ローの受験で書き込みのない六法を持ち込む必要があったから。
 10月は六法の衣替えの季節。残念ながら生まれ変われるのはデイリーだけの予定。


②長男の判例六法プロフェッショナル
有斐閣判例六法Professional 平成21年版有斐閣判例六法Professional 平成21年版
(2008/10/30)
青山 善充

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 学習室での自習のお供は基本的にコイツ。決して安くはないのに購入する気になったのは、昨日のブログに出てきた行政法のF准教授(訂正:昨日は「教授」と紹介したが、自分の勘違いだった。お詫びしたい)が、前期のクラスでこれの必要性を力説していたと耳にしたから。後期のクラスで直接聞くことになったが、曰く、行政法をマスターするには、個別法に当たることが必要で、それにはプロフェッショナルくらいでないと話にならない、と。
 確かに、河川法や建築基準法、都市計画法などは普段の授業でそれなりに出てくるが、学習用六法に全て載っているかというと実に怪しい。そう納得したので購入した。
 それから約半年。個別法も時には調べるが、学習室でのブックスタンドの役割も見逃せない。
 これももうすぐ2010年度版が出るが、買い換えるかどうかは・・・虚心坦懐に考えている最中である。


③末っ子のPhoneアプリ基本六法(無料)

ttp://d.hatena.ne.jp/canaletto/searchdiary?word=%2a%5b%b4%f0%cb%dc%cf%bb%cb%a1%5d
(直リンは一応避けておく)

 携帯をPhoneに乗り換えてまだ2ヶ月もたっていないので、この六法もまだ生後2ヶ月たっていない。Phoneの画面を指でタップして条文を探していくスタイル。紙の六法をめくるのと大して手間は変わらない気がする。それより、あの膨大な情報量が今や携帯の中に納まってしまうということに(しかもタダで)、時代は変わったとつくづく思う。
 さすがに普段の勉強ではあまり使わないが、ときどきファーストフード店で基本書を読むことがある。そのときは荷物にならずに条文を参照できるので非常に重宝している。



 大体こんな感じ。さすがにロー生にもなると六法もTPOに応じて使い分けるようになるのか、としみじみと思う。次は六法全書を買うことになったら、その頃はきっと仕事を始めていることだろう。自分がステップアップするのと同時に、六法の種類も増えていくのかと思うと、少し楽しい。
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